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JPI規格とANSI(ASME)規格では、どう違うのですか?

一般に、ANSIフランジと言えば上記の ANSI/ASME B16.5フランジを指します。 また、JPIフランジと言えば、一般に後述するJPI-7S-15(石油工業用フランジ)のフランジを指します。 JPIフランジ(JPI-7S-15)は、もともとANSIフランジ(ANSI/ASME B16.5)を参考に制定されているフランジであるため、 ほどんどの仕様において、ANSIフランジと同等のフランジとなっています。ただし、JPIフランジとANSIフランジには相違がありますので注意が必要です。

●ANSIフランジとJPIフランジでは、全ての呼び径サイズで異なるわけではありませんが、フランジ内径寸法が異なるものがあります。 理由は、フランジに接続するパイプ・配管の外径サイズ寸法が、日本とアメリカのパイプでは異なり、 JIS配管とANSI配管では外径サイズ寸法が異なることで、フランジの内径が違ってきます。 ※ANSI規格では、原則ガスケット面にセレーションが入りますが、JPI規格では入りません。

「セレーション」、「セレーテッド フィニッシュ」、「スパイラル」って何ですか?

ANSIフランジとJPIフランジでは、フランジのガスケット当たり面の(フランジシール面或いはフランジフェイス面などともいう)仕上げが異なります。 ANSIフランジでは原則として、フランジシール面にセレーションが入りますが、JPIフランジには原則として入りません。
セレーションとは、フランジガスケット面に渦巻き状(スパイラル)或いは同心円状(コンセントリック)の細い溝を施した仕上げ面のことをいいます。 このようなセレーションが加工された仕上げ面のことを、”セレーテッドフィニッシュ(SerratedFinish)”といいます。
これに対し、JPIフランジの場合は、フランジシール面にこのようなセレーションが入っていません(Smooth Finish)。 なお、一般にセレーションの加工方法としては、刃先のRが1.6mm以上のバイトを用いて、45~55本/インチの溝を入れることにより、 表面粗さ125~250AARH(JISの二つ山に相当)に仕上げます。

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